【書評】学びを結果に変えるアウトプット大全を読んでみた感想
今回は学びを結果に変えるアウトプット大全を読んでみた感想について書いていきます。
きっかけとしては、アウトプットの重要性を認識できておらず、インプットばかりになっている現状に対して、少しでも意識を変えれたらいいなという気持ちでした。
結果としては、約1,500円で十分すぎる学びと気づきを得られました。
これから書評していきます。
読む前の状態・意識
インプットのみ。
とにかく量や数をこなすことを意識するため、アウトプットの機会はあえて設けず、次々に本を読み漁ってしまうばかりでした。
アウトプットする時間がもったいないと思ってしまう。
大事なのは、いくら教科書を読み込み、インプットしたかであり、問題集を解くことは時間がもったいないと考えていました。
読んだ本や観た映画のことを覚えていない。
前に面白かった印象のある映画の話を友達にしようとすると、意外に全然自分が覚えていないことにショックを受けます。
この前どこどこに行った話なんだけど〜、といった感じで友達に話す時も、具体的な場所の名前が出てこなかったり、何が美味しかったかなどもうろ覚え状態。
構成・本からの気づき
本書の構成は以下の通りです。
Chapter1. アウトプットの基本法則
Chapter2. 科学に裏付けられた、伝わる話し方
Chapter3. 能力を最大限に引き出す書き方
Chapter4. 圧倒的に結果を出する人の行動力
Chapter5. アウトプット力を高める7つのトレーニング法
購入する前は、5章のアウトプット方法に興味があり、購入したわけですが、どの章にも気持ちを変えるような言葉がたくさん盛り込んでありました。
以下ではいくつか僕が特に印象に残ったものを紹介していきます。
30秒200文字・60秒自己紹介
人生で自己紹介をする機会などいくらでもあるのだから、事前に自己紹介文を用意して、丸暗記してしまおうというものでした。
印象に残ってもらうための自己紹介を考える機会となりました。
Wordのアウトライン機能
Wordには便利なアウトライン機能というものがあるようで、ツールバーの表示から「アウトライン」を使うことができます。
これは「目次を書く」「構成する」のに便利な機能です。
特徴としては内容を階層別に書いていくことができるというものです。
なので章・節・項を考えるのに役立ちますね。
アイデア出し、構成、スタイド作り
パワーポイントを作成するときは、いきなりスライド作りに取り掛かって行き当たりばったりになってしまうのではなく、まずはアイデア出しと構成をよく考えてから作ると良いというものでした。
僕はまさに大学生のときにいきなりスライドを作り、行き当たりばったりのよくわからないプレゼンをしてしまっていたので、とても勉強になりました。
Google ScolarとGoogle ブックス
これらはどちらもGoogle の検索サイトで、それぞれ学術論文・本の検索をすることができます。調べたいキーワードを入力して検索すると、内容まで検索してくれ、該当ページを読むこともできます。
アナログからデジタルへ
アウトプットする際に、いきなりタイピングするのではなく、紙にまずだいたいの構成を書いてしまい、なんとなくアイディアが出たらワードのアウトラインにまとめ、最終的に記事などにすると良いということが書いてありました。
教えることを前提に勉強
理解していなければ人に教えるなんてことはできないので、インプットした後にだれかに教えなければいけないと意識づけすることにより、集中力が増すようですね。
自己成長は教える場数に比例する
上記の理由から、教える機会をたくさん持つことができれば、人より多く成長することができます。日常の中にアウトプットの機会をいくつ用意できるかですね。
とりあえず5分始めよう
やる気が起きず、全然取り組めないことも、とりあえず5分だけやろうと簡単に思い、意識することによって、実際に5分経過しても、「もう5分か、もう少しやろう」となり、まだ続けようとし、結果的にたくさんすることができます。 とりあえず5分やろうという機会をたくさん持とうと思います。
読んだ後の状態・変化
インプット:アウトプット=3:7になるように意識する
今まではインプット:アウトプット=9:1くらいだったので、これからは意識的にアウトプットの機会を取ろうと思います。読書をするにしても、必ずアウトプットを十分してから次の本を読み始めるようにします。
毎日アウトプットし続ける
アウトプットの機会を増やすため、ツイッター・インスタグラム・ブログ・言語学習サイトでの日記を中心に毎日できるだけ多くのアウトプットをし続けます。
早起き
アウトプットは朝にやるのが効率いいということで、まずは仕事前ギリギリに起きてしまっている習慣を直そうと思います。実際にやってみようとすると1時間前なんかに起きてもほとんど何もできず終わってしまいますね。
アウトプット前提でインプットするので効率よくなった
周りの人に伝えないといけないと意識することによって、しっかり記憶に残そうとしたり、写真をとって覚えておこうとしたりするようになりました。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
いくつかご紹介してきましたが、紹介しきれないほどのたくさんのいい言葉を書かれていたので、ぜひ実際に読んでみてください。
それぞれが印象に残る言葉たくさんあるはずです。
アウトプットを日常していない。インプット:アウトプット=3:7になっていない人はぜひ一度読んでみましょう。